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印象に残る!オシャレなだけじゃない【オリジナル名刺デザイン5つのコツ】

 







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元ハウスメーカーのインテリアコーディネーター。 IKEAなどコストパフォーマンスのよいインテリアを使って高見えするコーディネートをするのが得意。 妥協して中途半端なものを手に入れるのが嫌い→→お客様が入荷待ちされている商品の在庫チェックするのが日課です。
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ビジネスにおいて名刺は大事なツールです。

たった1枚の名刺からコミュニケーションが生まれ、仕事につながることもあります。

そんな名刺のデザイン、何が一番大切だと思いますか?

 

名刺の役割って?

名刺の役割って何かな?と考えてみたこと、ありますか?

名前とか連絡先を伝えるものかしら?

自分の情報を相手に伝えるためのツール=名刺 が基本ですが、それだけではもったいない!
名刺1枚で、あなたの人となりや想い・仕事内容を伝えられたらいいですよね!

AKIKO

そのひと自身を表す名刺かどうか

せっかく名刺をつくるなら、「91mm×55mmの世界」で自分らしさを伝えられたら、と私は思っています。

  • 人となり
  • 仕事内容
  • どんな想いで活動しているか

この辺りが伝わる名刺だと、配りたくなりますよね。

以前自分の名刺を作った時に、「伝わる」を意識してデザインしたら、周りの方から「名刺欲しい!」と言ってもらえて、うれしかったです。

もらいたくなる名刺!
究極は、ここを目指したいですね。

 

伝わる名刺をデザインするには

 

自分自身を客観的に見る

 

まずは、自分のことを客観的に見て、伝えたいことを絞ります。

あれもこれも、盛りだくさんすぎる名刺は、情報の押し売り。

「見て見て!こんな資格もあるし、こんなこともやってるし、ブログはこれで、Facebookはこれで、過去の実績もこーんなにあるのよ!見て見て!」

たまに、こういう名刺をお見かけしますが、正直、うっ、となってしまいます。

関わると、何かを売りつけられるんじゃないか、って感じちゃいますよね。

あれもこれも、素晴らしいのはわかりますが、できるだけ伝えたいことは絞った方が効果的です。

もらう側の立場になって、考えてみれば一目瞭然です。

 

伝えたいことをデザインで伝える

伝えたいことが絞れたら、それをデザインで伝えます。

  • 写真やイラストを取り入れる
  • 情報の重要度に合わせて、大きさのバランスを考える
  • レイアウトは、縦と横のラインをそろえる
  • 余白の美(余白を多めに)
  • 紙質にこだわる

それでは、実際のデザイン例を通して、確認してみましょう。

 

写真やイラストを取り入れる

写真やイラストの情報を伝える力は、文字をはるかに上回ります。

そのため、写真やイラストはとても効果的です。

ただし、「あなたらしさ」が伝わる素材だったら、です。

セールスライターをしている女性の名刺をデザインさせていただいた時には、「書く」イメージを「ペンとインク」のイラストで表現しました。

さらに、屋号の「Hirameki」を手書きフォントにして、全体を通して「書く人」であることが伝わるようにデザインしました。

 

情報の重要度に合わせて、大きさのバランスを考える

情報の重要度で考えると、名前が一番。
それ以降は、人によって異なるので、ケースバイケースですが、おそらく連絡先ではないでしょうか?

この方は、連絡先の中でもFacebookを重要視されていたので、QRコードを名前の下に配置しました。

逆に普通は載せることが多い、電話番号はありません。

理由をお伺いしてみると、

電話番号は無くてもメッセンジャーで電話できます。
そもそも、お電話して頂いても忙しくてほぼオンタイムでとれず、それも失礼かなと思い
私の名刺の電話番号は消しました。

なるほど!納得です。

また、今回の制作前に使われていた名刺には、肩書きのほかに「売り込み」なども載せていらっしゃいましたが、それもなくしました。

初めは私も沢山売り込みを入れてましたが、今は人とのつながりで十分です。

結局、名刺だけでなにかが売れる、ということではなく、まずは出会った方とのつながりができる、「きっかけ」ということなんですね。

伝えることを絞って、重要なものを大きくセンターに(大抵名前ですね)、続けて重要度に合わせて大きさのバランスを考えましょう。

例えば、何かの資格を持っている場合、努力して資格を取ったから大きく載せたいと思うかもしれませんが、名刺をもらう側は資格のあるなしを一番に知りたいわけではないはずです。

こういう場合は、あまり目立ちすぎない四隅のどこかに、控えめに載せるだけで十分です。
例えば、この方の場合は右上に載せていますね。

協会の仕事だけで食べていくつもりなら、どーんと載せるのもいいと思いますが、協会に属しながら、個人で集客していくなら、控えめがおすすめです。

 

レイアウトは、縦と横のラインをそろえる

レイアウト(=配置)する時は、各アイテムのラインを意識して、そろえましょう。

基本の「き」ですが、意外にもできていない方が多いと感じます。

私は建築設計を学んでいたからか、縦横のラインがずれていると、気持ち悪くて落ち着きません。
パッと見るだけで、ずれに気づいてしまいます。

そして、このラインがずれていると、素人っぽい仕上がりになってしまいます。

 

余白の美

余白の美って言葉、大好きです。

一般的に、余白が多いほど洗練度が高く見られ、少ないほど安っぽく受け取られます

もし手元に名刺ホルダーがあれば、ちょっと確認してみてください。

情報てんこ盛りの名刺の余白はどうでしょうか?

逆に、余白が多い名刺から感じる印象はどうでしょうか?

情報が多いほど、視線があちこちウロウロしてしまい、結局あまり印象に残らないと感じませんでしたか?

やはり、名刺は興味を持ってもらう「きっかけ」として、本当に伝えたいことを一瞬で伝えられ、視線の動きもシンプルな方が、しっかりと印象に残ります。

慣れてくると、余白ありきでデザインするようになってきます。

くれぐれも、端から端まで、びっしり書き込まないでくださいね。

 

紙質にこだわる

名刺は手で受け取りますよね。

だからこそ、手触り、質感が大事です。

しっかりと作り込んだデザインも、紙の選び方ひとつで、印象が大きく変わります。

特に女性は紙質に敏感。

最近のネット印刷では、紙サンプルを送ってくれるところもあるので、実際に目で見て、手触りを確かめてみることを強くおすすめします。

たかが紙、されど紙。

紙なんて一番安いのでいいわ!と選んでいると、あなた自身が安い人に見られてしまいますよ。

ラクスルはサンプル無料です。

 

うれしい感想をいただきました

今回、デザインさせていただいた、セールスライターのMさんからご感想をいただきました。

客観的に自分のことを見つめ直すいい機会になりました。

例えば、私がいつも並列に並べていた肩書も「これは別モノでしょう?」と気付いて、別々に載せてくれました。

ロゴデザインも、いつもは私好みの角いフォントで作りますが今回は、ライターっぽく手書き調のフォントが採用されました。
ご要望のインパクトというフォントでつくってみたら、本当にインパクトありすぎでした 笑

周りから見たイメージはこんな感じなんだよと客観的に教えて貰って、とても良い勉強でした。

良い名刺ができた~。

ありがとうございます!私もとても良い勉強になりました!
ちなみに、表面のマスタードイエローは、Mさんのスカートの色から取り入れたんですよ。
ハッとするくらい、このお色が似合われていたので、ご提案してみました。

Mさんは、メルマガを毎日配信されていて、今回の感想もそのメルマガ内でご紹介いただきました!

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私も毎日読んでます!

 

 

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