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初心者も簡単DIY!壁紙にペンキを塗る方法【準備編】

 







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元ハウスメーカーのインテリアコーディネーター。 IKEAなどコストパフォーマンスのよいインテリアを使って高見えするコーディネートをするのが得意。 妥協して中途半端なものを手に入れるのが嫌い→→お客様が入荷待ちされている商品の在庫チェックするのが日課です。
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最近のDIYブーム、みなさんいろいろ素敵にアレンジしてて憧れちゃう!
うちも壁にペンキを塗ってイメージチェンジしてみたいんだけど・・
なんだか難しそうだし、やっぱり無理かしら?

大丈夫!この記事を読めば、誰でも簡単にペイントができますよ!

AKIKO

 

ペイントは準備と養生が80%

「汚れた壁紙をきれいにしたい 」「普通の白い壁紙をオシャレにしたい」と思っていても、壁にペンキを塗るのはなんだかハードルが高いな、と感じている方も多いでしょう。

実は、ペイントは準備と養生をしっかりすれば、塗ること自体はとても簡単です。

 

塗料の準備

塗料を選ぶ

室内の壁紙に塗る塗料は、身体に安心・安全な F☆☆☆☆(フォースター)の認定が取れているものを選びましょう

F☆☆☆☆とは、ホルムアルデヒド等級の最上位規格を示すマークです。
Fはホルムアルデヒド、☆の数が多いほど、放散が少ないことを表しており、その中でもっとも少ないものが「F☆☆☆☆」です。

建築基準法シックハウス対策では、
F☆☆☆☆の認定があれば、面積の制限を受けることなく居室の内装材として使用することができます。

私が実際に使ったことのある塗料でオススメはこちら!(画像クリックでリンクへジャンプします)

・JCOLOUR(ターナー色彩)

・ROOMBLOOM(日本ペイント)

・Hip(カラーワークス)

 

共通して良いところ
  • 安全で臭いがほとんどなく、早く乾く
  • 水性塗料で、塗りやすく、高い耐久性がある
  • 豊富なカラーバリエーション(迷うほど)

色を選ぶ

上で紹介した3種類の塗料、どれもすごいカラーバリエーションがあります。
豊富すぎて、一体どうやって選べばいいの?と、途方に暮れてしまいそうですが、いくつかポイントがありますよ。

色選びのポイント
  • サンプル請求やカラーチャート(色見本)のレンタルを利用する
  • ショールームで実物を見たり、アドバイスをもらう
  • 色は面積が広くなると、薄く見える
  • カラーサンプルは壁に貼って2〜3日過ごしてみる
  • 身近にある好きな色(洋服・小物・絵など)を参考にする
パソコンの画面で色を決めるのはリスクが高い(ディスプレイの環境によって本当の色と違って見える)ので、必ず実物かカラーチャートで確認してください。

カラーチャート(色見本)はこんな感じ。

サンプルやカラーチャートを見ても、なかなか決められない…
そんな時は、思い切ってショールームに行ってみるといいですよ。

どんな場所に、どんな雰囲気で、など具体的に相談すると、スタッフの方からアドバイスをもらえます

また、インテリアコーディネーターとしての過去の経験から、
色は広い面積になると、薄く感じます。
サンプルが小さい場合は、壁に塗ったら少し薄くなることを計算して選ぶといいでしょう。

サンプルやカラーチャートをお部屋の壁に貼り付けて、2〜3日過ごすのも、オススメ。

水平面(テーブルの上など)に置いて見ている時と、垂直面(壁など)に貼った場合でも、色の見え方が変わります

さらに、朝の光と夕方の光、照明を付けた時など、違う色かと思うほど変わるので、納得いくまで確認してくださいね。

最後に、大失敗!落ち着かない!
色選びでそうならないためのコツ…それは…
身近にある好きな色を参考にすること!

洋服、インテリア小物、ポストカードや絵など、いつも身近にある好きな色なら、大失敗にはなりません。

塗料の必要量を計算

それぞれの塗料ごとに、塗装できる面積が記載されています。

基本的に2回塗りでの仕上げのため、面積も2回塗りでの表記となっています。

普通の壁紙(ビニルクロス)であっても、撥水加工や汚れ防止加工、ペット用など、特殊加工のクロスは水性塗料をはじき、ペイントできないものもあるので、注意が必要です。

気温、気候によっても、塗装できる面積は変わるので、壁面積を測り、必要な量よりも少し多めに購入するのが安心です。

作業途中に足りなくなるのは、絶対に避けたいですよね…

 

道具の準備

さて、塗料を注文できたら、今度は塗るために必要な道具を揃えましょう。

ホームセンターや100円ショップでも手に入ります。
スタートセットのように、必要なものをひとまとめにしたものもありますよ。

【ローラー】

広い平面を塗る時に使います。
均等に塗ることができ、、塗りムラが目立たちません。
お子さんでも上手に塗れ、楽しく作業できますよ。

スポンジの毛の長さや幅はいろいろありますが、ビニールクロスなど凸凹のある面に塗装する時は中毛が使いやすいです。
幅は広いと早く塗れますが、ペンキを含んで重くなるので注意!
天井を塗る時は柄の長い物を使うと便利です。

【刷毛】

刷毛は狭い部分や細かいところを塗る時に使います。
100円ショップでもたくさんの種類がありました。
水性塗料は使用後水洗いで流せますが、100円ショップのものを使い捨てするのもラクですね。
平たい刷毛で大きすぎないものが、使いやすいと思います。
塗る物の形状を問わず塗れるので、1つは持っておきたい道具です。
水性用の刷毛を1本は用意しておきましょう。

 

【バケット&ネット】

ネットがついていると、ローラーで塗る時に付きすぎた塗料を調整できるので、便利!
塗料は缶から一気に入れず、使うぶんだけ少しずつ入れると、乾燥対策になります。

 

【マスカー】

折りたたんだビニールシートの端にマスキングテープがついていて、シートを広げると広い部分の養生ができるスグレモノ。
壁の立ち上がり部分(床面)や、エアコン、家具、建具などの養生に便利です。
ビニールシート部分の幅がいろいろありますが、1100mm程度あるものが使いやすいと思います。

 

【マスキングテープ】

塗りたくない部分をカバーするための紙テープ。
幅はいろいろありますが、18mmか24mmのものが使いやすいでしょう。

 

その他

  • 雑巾・ボロ布…汚れを広げないためなど、結構使います
  • ドライバー…マイナスは塗料の缶を開ける時に、プラスはコンセントプレートをはずす時に便利です
  • カッターナイフ・ハサミ…マスキングテープやマスカーのカットに使います
  • 脚立…高いところを塗るには必須アイテム
  • 軍手
  • 汚れてもいい服
  • バンダナや帽子…髪の毛の汚れ防止

 

まとめ

いかがでしたか?

いろいろあって、大変そう?

でも、オシャレに変わったお部屋を想像しながら、ああでもない、こうでもないと悩むのも楽しいですよ!

そう、どこに旅しようか?とワクワクしながら悩んでいる時と同じ感覚です。

初めてのペイントは不安だらけでも、1回やってみたら楽しくて、もっと塗ってみたくなること間違いなしです。

ワクワクしてきましたか?

次回は、「作業編」です。

実際の塗装方法など、わかりやすくご紹介しますね。

 

 

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