ストーリーのあるインテリアで暮らしを豊かに

コーヒーの森彦が監修したリノベーションホテルのインテリアをチェック!

 







この記事を書いている人 - WRITER -
元ハウスメーカーのインテリアコーディネーター。 IKEAなどコストパフォーマンスのよいインテリアを使って高見えするコーディネートをするのが得意。 妥協して中途半端なものを手に入れるのが嫌い→→お客様が入荷待ちされている商品の在庫チェックするのが日課です。
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こんにちは。山口です。

みなさん、旅先のお宿(ホテル)はどんな基準で選びますか?

アクセス・価格・設備・新しさ・口コミ… などいろいろなポイントがあるかと思います。

私の場合、上のどのポイントよりも何より大事なのが、『デザイン』!

自分の目で見てみたい!体験したい!と思うような素敵なデザインのお宿(ホテル)があれば、何より優先しちゃうんですよね。

そんな訳で、(すでに1ヶ月半ほど前ですが)北海道旅行で滞在したホテルのインテリアについてご紹介したいと思います!

 

HOTEL POT MUM

2年ぶりの北海道旅行で選んだのがこちら、HOTEL POT MUM

ホテルなのにどうしてコーヒー?と思いますよね。

実はこちらは北海道のコーヒーカルチャーを牽引する「MORIHICO.」 が監修したホテルなのです。

2017年6月にオープン。元はオフィスビルだったところを全面リノベーションしたそう。

かつてオフィスだったという面影は、ホテル側の出入り口でほのか〜に感じましたが、一歩足を踏み入れるとオフィス感は皆無!オシャレなインテリアにワクワクが止まりません!

ホテル側のエントランス。自動ドア・風除室がいかにもオフィスって感じですが、ここはリノベ前のものを残したんでしょうかね

 

客室

こちらのホテルは少し変わっていて、シングル・ダブル・ツイン・トリブルの客室は3FにPRIVATE ROOMと位置付けられていました。(客室数が少ないためなかなか予約が取れない…)

そして、2Fには上下2段のベッドがある(カプセルホテルのような)DOMITORY ROOMがあります。

3Fはカードキーでロック解除しないと入れないシステム。珍しいですよね。

今回はツインルームをブッキングしたので、3Fヘ…

まず、廊下からしてかっこいい!

センターだけにカーペットが貼られており、お部屋サイドはコンクリート素地のあらわし。

そこに部屋番号が記されているこの感じ。近未来っぽい!

さらに、廊下全体を明るくするのではなく、床に描かれた部屋番号を照らすダウンライトと、センターのカーペットに落ちる等間隔のダウンライトのみ。

狭い空間に奥行きを感じさせると共に、非日常を演出する照明、いいですね〜。

そして、いざ客室。

ひょえ〜!狭い!

第一印象は狭いですね〜。

必要最低限のスペースで、ちょっとくつろぐという感じではないかもしれません。

このベッドスペースは1段上がっており、水回り(洗面・シャワー・トイレ)は土間になっています。

土間の床は仕上げなし、建築中につけた扉位置などの墨(線を引くこと)がそのままむきだしのままで、インダストリアルテイストと言えば聞こえはいいですが、好みはわかれそうでした。(私は好きですけど)

水回りも極小スペースに収まるように、最小限のみ。

さすがに、シャワーブースは子ども連れには厳しかったですね。狭くて洗えない…

デザイン面では、鏡や洗面台、タオル掛けに至るまで、シンプルで四角くシャープなのものに統一されていて、オシャレでした。

写真を撮り忘れたのですが、コートなど洋服を掛けておくフックもアーティスティックなデザインでしたね。

しかしスペースに余裕がないので、荷物を広げる場所がなかったり、テレビが置かれているカウンター下に座クッションが用意されているだけだったり、旅先でゆったりくつろぐという雰囲気にはなれなかったです…

もともとこういうコンセプトなのでしょうね。

 

部屋は・・・だけど

1階にあるMORIHIKO.のカフェ!

ここがあるだけで、なんでも許す!という気分になったというのは少々大袈裟ですが、インテリアがなんとも素敵でした。

光壁にしつらえた奥の壁一面が大きな本棚になっていて圧巻。

そして、本棚の前にある大テーブルに置かれた流木アートが良いアクセントになっていました。

さらに本棚の右側には暖炉コーナーが!

なんだかユ◯クロのCMみたいな写真ですが…

暖炉スペースを広く取り、薪すらもインテリアの一部としていい味を出していますね。

暖炉の暖かさにほっこりして、朝からまた眠たくなり、ずっとここにいたいと思いました。暖炉いいな〜。

あと、サインもこのインテリアにマッチしていて、ブルックリンっぽくてナイスでした。

さて、朝からカフェに来たのは、そう、朝食を食べるためです。

ここまでMORIHIKO.のコーヒーを飲んでいなかったので、ワクワク。

そして…さすが、コーヒーのお店!

朝食が運ばれてくるのを待っていると、水出しコーヒーの抽出が始まり、息子と釘付けに。

この黒枠のドリッパーは、きっとオーダーメイドでしょうね。

カフェのインテリアカラーを黒・木の色に統一させるため、こだわっているのが伝わってきます。

ガラスのウォーターボールに照明が当たり、キラキラして素敵!

3Fの廊下でも感じましたが、こちらは照明づかいがとても上手です。

照らすべきものへのスポットライトと、ほんのり広がる間接照明がお店の居心地を良くし、インテリアの決め手になっていると感じました

さてさて、インテリアを楽しみながら待っていると…

インテリアだけでなく、朝食プレートまでオシャレ!

ウッドプレートに盛り付けると一段と美味しそうに見えますね。

コーヒーもしっかりと豆の味を感じられ、美味しかったです(もちろん自分へのお土産に豆を買いましたよ)

あー、やっぱりここはコーヒー屋さんなんだ…と実感しました。

そう思えば、お部屋の狭さも納得ですね。

そして、こちらのカフェは宿泊しなくても利用できますよ。

カフェの出入口は宿泊出入口と違ってオシャレです。オフィス感は皆無なので、リノベーションで新設したのでしょう。

このカフェは今回の旅の中でいちばんゆったり過ごせた時間で、とても満足度が高かったです。

また札幌に滞在する時も、訪れたいと思うオシャレなお店でした。

次回は森彦コーヒーの店舗を回る旅がしたいな…
(古民家をリノベーションした本店が素敵なんですよ)

みなさんも次の旅にはデザインが素敵なホテルを選んでみてはいかがでしょうか?

 

 

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