私ならこうする!『予算3万!ニトリ・イケアで部屋を変えてみた』
こんにちは!山口です。
今日はちょっと変わったことをしてみましたよ!
この前、お友達からこんなLINEが来たんです。
インテリア素人の目を引く記事。
予算ごとにメニューがあったら面白いかもね。
■今人気の記事■ 【予算3万!ニトリ・イケアで部屋を変えてみた】 シンプルのつもりが地味な部屋をどうする? : https://t.co/IK0WAMUXi5 #東洋経済オンライン
— 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) 2018年2月12日
まずは上のリンク先の記事を読んでみてください。
予算3万円でどれだけ変わるのか、ワクワクしますよね〜!
これは・・・
予算3万円でどれだけ素敵なイメージチェンジができるかな?と期待に胸膨らませたのですが、正直ちょっとがっかりしちゃいました。(ごめんなさい)
3万円掛けた感じがしないなというのが、正直な感想です。
そこで、一体何にお金を掛けているのか、購入した商品をひとつずつチェックしてみると…
・照明器具
・ベッドリネン
に45%くらい掛けているんですよね。
照明器具は良しとしても、ベッドリネンは変える必要があったかな?とコーディネート後の写真を見て思ってしまいました。
他にも気になるところがチラホラ(笑)
でも人のコーディネートにケチばっかり付けていても仕方ない…
ということで、同じお部屋を私が勝手にコーディネートしてみることにしました!
まずはコンサルティング
この記事から情報をまとめると…
・統一感を出すために「茶・白・ベージュ」を選んでいる→無難になりすぎ
・部屋の印象を変えたいが、どこから変えていいか悩んでいる
・無難な地味部屋を3万円でどれだけ変えられるか?
・低予算でも理想の部屋に近づけるチャレンジ
・ブルーが好き
ライフスタイル・趣味や、好きなお店などがわかると、もっと寄り添ったコーディネートができると思うんですが、今回は上の情報を手がかりにプランニングしてみます。
オールIKEAでコーディネート
さきほどの情報を元に、この女性のことを想いながらコーディネートしてみました。
大変失礼ではありますが、記事内での完成写真から、どこを変えたかわかるようなプランニングシートにしました。
今回のアイテムは全てIKEAでコーディネートしています。
なんとなくイメージできますか?
コーディネートのポイント
インテリアというと感覚で選んでいると思う方も多いですが、私はアイテムごとに根拠があって選んでいます。
それぞれ簡単に説明してみますね。
ベッドまわり
記事のコーディネートでは、新しいベッドリネンで茶色一色のベットを明るくしていました。
が!私はベッドそのものをベッドカバーで覆い、ソファとして使うことを提案します。
一昔前はソファにもたれかかって床に座る方も多かったのですが、最近はみなさんちゃんとソファの上に座るようになったと思います。
ここ20年くらいで変わった感じですね。そんなことも踏まえて…
お部屋の大部分を占めるベッドをソファ代わりにすれば広く使えるし、お尻も痛くならないので良いと思いませんか?
そこで、ベッドカバーで寝具を隠し、その上にアクセントカラーのブルーとホワイトのクッションを2個ずつ、合計4個並べてみました。
部屋のコーナー部分
記事では天井にあるシーリングライトを素材感のあるペンダントライトに変えていましたね。
視線が下に向かいがちだから、アイキャッチにということでした。
それにしても、このお部屋の広さでLED電球600ルーメン1球だけって、めちゃめちゃ薄暗いです。
広さ5畳以上はありそうなので、最低2500ルーメンくらいは欲しいところ。
基準の1/4って!!
こういうところが、感覚で選んでると言われちゃう原因かもしれませんね…
デザインだけ良くても、この竹素材のペンダントライトだとセード(カバー)への反射から光が広がることもないし、全くもってナンセンスです。
このお部屋で書き物や読書はできないですね。
■参考■
LED電球の失敗しない選び方【ルーメンってなに?】
さらに、照明オタクの私としては、一室一灯はどうなの?と思ってしまいます。
空間に広がりを持たせるためには、一部屋に1つの照明ではなく、一室多灯をおすすめします。
専門的には『タスク・アンビエント照明』と言います。
(部屋全体を照らす照明と、手元やポイントにしたいところだけを集中して照らす照明を分けて設けること)
■参考■
ホテルのインテリアから学ぶ
私のコーディネートでは、お部屋のコーナーに柔らかな間接光を広げてくれる、スタンド照明を設置しました。
部屋のコーナーに置くことで、光が白い壁に反射して広がります。
そして、このセードからの光は柔らかく上品な雰囲気で素敵です。
ちなみに、以前オフィスリノベをさせていただいた時もこのスタンドを使いましたが、好評でした。
■参考■
オフィスリノベーション【会議室編】
ゆっくりとくつろぎたい時はスタンドライト、書き物や本を読む時は既存のシーリングライトにすれば万能です。
さらに、チェスト上にもうひとつ明かりをプラスしました。
花瓶にLEDキャンドルを入れ、ランタンとして使用します。
ほんのりとした明かりに癒されるはず。
もちろん、お花を買ってきて花瓶としても使えるので、一石二鳥です。
テーブル
記事のコーディネートでは家具は一切変更していませんでしたが、せっかくのイメージチェンジなのでテーブルを変えてみます。
IKEAの新商品、ネストテーブルが機能的かつ洗練されているのに、安い!
ネストテーブルというのは、入れ子になっているテーブルセットのことです。
使わない時は重ねておけるので、省スペース。しかもこの商品、一番小さいテーブルにリモコンなど収納できるんです!
リモコンがテーブルの上に並んでいるのが嫌いな方(私ですが 笑)には特にオススメだと(笑)
チェスト上
さきほどチェストの上にランタンを設置しましたが、もうひとつ。
こんな窓型のミラーを置いてみたいと思います。
本来なら壁掛けにするものですが、あえてチェスト上に置いて、奥行きを演出したいと思います。
ミラーの反射で、奥にも同じ空間があるように錯覚する効果を利用します。
ちなみに、こちらのミラーはIKEAとHAYのコラボレーション商品です。
HAY(ヘイ)は、2002年にRolf Hay(ロルフ・ヘイ)によって設立されたデンマークのインテリアプロダクトブランドです。
50年代〜60年代のデンマーク家具のデザインを意識しながらも、現代にマッチした新しいデザインを取り入れ、家具・インテリア雑貨・デコレーションアイテム・ステーショナリーなど、ライフスタイルに必要なアイテム全般を手がけています。
IKEA価格でHAYのプロダクトが手に入る今だからこそのプラン!
インテリアもお洋服のようにトレンドを取り入れると『無難』から『オシャレ』に変わるので、みなさんもぜひ!壁面装飾
記事のコーディネートでもフレームを設置していましたが、ちょっと大きすぎるな〜と思いませんでしたか?
もちろん、大きいフレームに入れてでも飾りたい、そんなお気に入りの絵や写真があるのならいいのですが、今回はIKEAの2枚500円のポスター…
どうもしっくりきていないと感じました。
そこで、サイズダウンしたフレームを3つ並べてみることにしました。
ここにはこの女性の好きな絵や写真、布地などをご自分で選んでオリジナルフレームにしてもらいたいと思います。
このサイズなら雑誌の切り抜きでもOKですし、フリーの写真素材から好みのものを選ぶのもいいですね。
とにかく、この女性自身にいいなと思うものをセレクトしてもらうというところまでがコーディネートです(笑)
窓辺にグリーン
グリーンがあるだけで、空間が生き生きします。
今回はあえて大きめの観葉植物を窓辺に。
小さいグリーンよりも枯れにくいです。
特にモンステラは生命力が強いので、多少のことでは枯れません。
忙しい人やズボラさんでもちゃんと育てられますよ!
予算内におさまった?
これまでのコーディネート、トータルで¥29,582でした!
3万円でこれだけのアイテムが買えるなんて、さすがIKEAですね。
でも、全部IKEAって安っぽくなるんじゃない?と思いましたか?
大丈夫!(IKEAに通いまくりの私が)ちゃんと安っぽく見えないものをチョイスしていますよ。
まとめ
インテリアコーディネートには正解はありません。
その空間に住まう方が「居心地が良い」・「楽しい気分になる」そんなコーディネートこそが正解だと言ってもいいです。
今回、冒頭の記事を拝読して、どうも住人の女性が置いてけぼりになっているように感じたので、私なりにうんちくたっぷりのコーディネートをしてみました。
いかがでしたか?
IKEAでコーディネート、今度は5万円コースも面白そうです!